私のお気に入りの野草や野菜を紹介するコーナー。 今回はカキドオシ(垣通し)です。
カキドオシはシソ科カキドオシ属の食べられる野草です。
日陰~半日陰を好み、匍匐茎を伸ばしながら「垣根を通す」と書くほどの繁殖力で成長します。
真冬になると地上部が枯れてきますが、春になるとまた再生し開花、夏の暑さにも耐えます。
水気を好むので、夏の高温による乾燥には特に注意が必要です。
地上部の茎葉が枯れていなければ、いつでも収穫可能で食べられます。
シソ科ということもあって、葉を揉むとミントのような香りがします。
そのままでは香りがキツすぎて食べるには向かなそうですが、
炒めたり焼いたりすると香りが和らいで美味しくなります。
肉魚の臭み消しやジャガイモと合わせたり、醤油やコショウなど香りの強いものと合わせて紛らわすのが良いでしょう。
シソ科で香りが強いので虫が付きにくく、繁殖力旺盛でほぼいつでも収穫できるので便利な野草です。
今はまだ自分の食べる分でやっとという所ですが、いずれは大量に繁殖させて売るほど育てたいと考えています。